最終更新日:
2025-04-14
投稿日:
2024-04-23

保険代理店と保険ブローカーは、保険会社との関係や役割が大きく異なります。代理店は保険会社から商品の販売委託を受け、営業活動を展開しますが、、保険ブローカーは保険会社から独立した立場でお客様の保険を設計します。代理店も保険仲立人も保険にを専門に扱う立場として保険に対する専門知識とノウハウを発揮しますが、その立場の違いから個別の特徴を持っています。本記事では、保険代理店と保険仲立人の違いと特徴を中心に説明していきます。

クレジットヒルズは、企業のリスクマネジメントを強力にサポートする損害保険専門ブローカーです。

ビジネス成長のパートナーとして、企業ごとのニーズに最適な保険プランを提案し、リスク管理を徹底的にサポートします。保険会社との交渉力を駆使して、有利な条件を引き出すことでお客様の利益を最大化。国内外問わず、取引リスクを見逃さない万全の体制で、安心と信頼のビジネス環境を実現します。

目次

保険会社/お客様との関係性

保険代理店:保険会社と商品販売委託契約を締結、お客様に保険会社の商品を販売することが主な目的

保険代理店は特定の保険会社と代理店委託契約を結び、その保険会社の商品を販売します。この契約により、保険代理店は保険会社の営業窓口として活動することになります。代理店は保険会社から提供される商品知識やセールス手法のトレーニングを受け、保険会社の方針に沿って営業活動を行います。

上記のように保険代理店は保険会社の代理人として活動するため、保険会社の利益を優先する傾向があると思われます。保険会社との契約関係から保険会社の利益を考えなければならないですが、保険代理店なりの工夫やお客様第一の理念などを明確に決め、活動を行うこともあります。

保険仲立人:保険会社から独立された存在として、お客様側から保険の手配・設計を行う。法律上の「誠実義務」を持つ。

一方、保険仲立人は特定の保険会社に属さず、複数の保険会社の商品を取り扱えます。これは保険会社との販売委託契約ではなく、保険仲立人からお客様に必要な保険を選別し保険会社に引受けを依頼する形だからです。そのため、保険仲立人は保険会社の商品を販売することではなく、お客様のリスクヘッジが存在意義になります。

保険会社から支配されないという独立性から保険仲立人は保険会社の利益ではなく、お客様の現状を分析・判断しリスクを解決することに集中することが可能になります。もし、保険会社が提示した保険料が非合理的である場合、専門知識を生かし、料率の調整・条件の調整を行いながらお客様のニーズに合致する保険プランを設計します。

また、お客様の利益を最優先する保険仲立人の立場は保険業法にも定められ、保険契約の媒介に対する「誠実義務」として明確に規定されています。保険仲立人は、お客様のニーズに合った最適な保険商品を複数の保険会社から選択し、提案しながらお客様のビジネスの安定的な成功と成長を支えることが存在意義なのです。

保険業法第299条

出典:政府法令検索ポータルE-GOV

報酬体系:保険会社からの手数料徴収

保険代理店と保険仲立人の報酬体系は同じです。保険料から算出される手数料がメインになります。両方が保険料から算出される手数料をいただきますが、保険仲立人に限ってはこれによる保険料率に影響が生じることはございません。

また、保険仲立人の場合はお客様のご希望に沿ってリスクコンサルティングなどのサービスを提供することができます。これは保険仲立人はお客様の代理人であるためです。保険設計以外のサービスに対する報酬はお客様との間で決めて直接いただく形でありますが、お客様は保険仲立人を会社全体のリスクを管理する専門家として起用することで、ビジネスの安定性と持続可能性を高めることができるという点が大きなメリットです。

保険仲立人が保険会社から手数料を受け取るのは実は日本の特徴です。保険仲立人が保険業界の中心になっているアメリカ、イギリスなどの国では保険仲立人は保険設計に対する報酬をお客様から頂きます。もちろんリスクコンサルティングなどのサービス料も同様です。「保険仲立人はお客様の利益を守る存在であるので、お客様から報酬をいただくことが当然だ。」という一般的な考えが存在しながらも、日本の保険業界の報酬体系の特徴はお客様が費用負担なしで保険専門を雇う効果を生み出しているのです。

まとめ:お客様の利益を最優先する保険仲立人

保険代理店と保険仲立人は、保険会社・お客様との関係性からその立場が異なります。存在の前提である立場が異なる点からその役割、メリットも異なります。特に、保険仲立人はお客様の代理人としてお客様の利益を最優先するという点が、保険代理店との決定的な違いです。

しかし、保険代理店も保険仲立人も培ってきた専門知識を活かし、リスクが少ないビジネス環境を整えるために一生懸命活動しています。お客様は現在のリスク状況から、見積りが必要なのか、全般的なアドバイスが必要なのかを判断し、必要なサービスに応じて保険代理店と保険仲立人を選択し活用することになります。お客様の状況を反映した保険設計はコスト削減、事故時の対応等でビジネスに大きい影響を与えるので、慎重な判断が重要です。

保険に関する専門アドバイスや全体的なサポートが必要な際は、保険仲立人との相談の上自分のニーズに合ったサービスを選択してみましょう。心からお客様のニーズ、立場に共感できる仲間として保険仲立人を活用するのはお客様ビジネス安定につながる近道になるはずです。

*本記事のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。

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